苦手なことば
苦手なことと向き合うって気合が入ります。
でも、ここ乗り越えなきゃと思ったら、振り返って向き合うしかない。
という状況に追い込まれました。
私ばっかり我慢している
私は自分のことを犠牲にしている
こういう気持ちが私の心にあります。
子供の頃からあります。
深刻な感じじゃなくて、ふてくされた感じのやつです。
はさまれっ子のこじれたやつ。(はさまれっこでも素直な人はもちろんいるけど)
でも、これが結構つらい。
この思い方、ちょいちょい顔をだして、振り返ると人生に影響を与えてます。
この気持ちに囚われている時
悲しい、苦しい、そして怒り、の感情に飲み込まれます。
だから普段は気づかないフリしていました。
息子がたまにこのセリフを言います。
俺ばかり我慢している
俺ばかり怒られる
ここでゴングがなってしまい、ケンカになります。
この言葉は、私の苦手な言葉なんです。
「俺ばかり」と言っている息子の顔はつらそう。
私は「どうしてこんなに愛されていることが分からないの」とイライラします。
それから「私もどうしていいか分かんないから言わないで!」と逃げたくなります。
イライラするし、逃げたい。
けど…
「俺ばかりつらい」という気持ちになっている息子の苦しさも分かってしまう。
自分が、その気持ちを手放せていないから
手放し方を見せてあげられない。
いい加減どうにかしなきゃ。
と思っていたら、
「俺ばかりと言っている時、自分のことしか考えていない。ごめんね。」
と息子がポソっと言いました。
あ、先越された。
ヒントをもらってしまいました。
どういう時にこう思ってしまうのかな。
どうしてこう思ってしまうのかな。
じゃあ今度はこんなふうに思ってみようかな。
日常に起こる小さな不協和音
微調整して美しいハーモニーに変えたい。
思い方の癖だから、多分何度か行ったり来たりすると思う。
それでも手放して、自由を一つ手に入れよう。
それにしても子供って、気づきも成長も早くてすごい。
素直だからだな。
子供がくれたヒント、私も素直に受け取って心の声を聞いてみます。
これまでの自分を受け入れて、お疲れ様を言って、次のステージへ。
人との関わりの中で、自分が見えてくる。
親子だと尚更、思い切りぶつかるから見たくないものがはっきり見えちゃうんだよなぁ。
0コメント